カトリック名古屋教区
セクシャルハラスメント対応委員会

Dawn
  • 性暴力は、からだにもこころにも強い衝撃を与えます。
  • 突然の被害によって、これまで経験したことのない気持ちになります。
  • トラウマ(こころの傷)を残します。
  • 早く助けを求めましょう。

カトリックと性虐待問題に関して


日本のカトリック教会のとりくみ

聖職者による子どもへの性虐待問題を重く受け止めた日本の司教団は、2002年6月21日、『子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ』を発表し、2003年2月にカトリック中央協議会に「子どもと女性の権利擁護のためのデスク」を設置しました。聖職者による性虐待、性暴力の被害を受けてしまった方の苦しみを受け止め、その方の立場にたって、責任をもって対応します。

名古屋教区のとりくみ

名古屋教区ではセクシャルハラスメント対応委員会を設置しました。

司祭・修道者がその立場を利用して弱い立場におかれる女性や子どもの人権を侵害する性虐待・性暴力を行ってはならないのです。社会の中で「救いのしるし」となり、弱い立場におかれている人々を護る本来の教会の姿に立ち返り、いかなる暴力の被害者も加害者も生まず、皆が安心・安全である教会の実現のため、ともに努力していきたいと思います。


このような問題は、教会内で取り上げにくい雰囲気もあることは確かです。しかし、人間の尊厳を護る教会になるためにも、世界で現実に起こったこのような事件を二度と起こさない為に、皆さんと一緒に取り組んでいきたいと考えています。